ササ~ッと各階を見て回り、野菜スイーツでおなじみの『パティスリーポタジエ 九州』に立ち寄りました。
そこには、通常上目黒のショップでも販売されているものもありましたが、どちらかというと九州産の野菜を使ったオリジナルのスイーツやコンフィチュールが販売されていました。
これは、熊本県八代市にある製菓店『彦一本舗』とコラボした、熊本の野菜を使ったカステラ。
♡の形をしていて可愛らしいけれど、食感から言ってもカステラそのものでした。
どの種類にも、同じ♡の形をしたホワイトチョコがトッピングされています。
では、4種類全てをご紹介します。
これはトマトのカステラ。
トマトというと、熊本ではいろんなところで作られていますが、中でも八代平野で作られる“はちべいトマト”や“塩トマト”がわりと有名。
瑞々しいトマトに慣れ親しんでいるだけに、カステラのような水分が少ないお菓子に変わるというのが、自分としては違和感を感じます。
原材料を見てみると、トマトピューレとトマトの葉が含まれていました。
トマトを収穫したことがある人は分かると思いますが、トマトを捥いだ時のあの香りをトマトの葉を使っていらっしゃるのでは?と、思いました。
添加物の香料rというものが無かったので、おそらくそうではないかと予想します。
トマトのピューレを使っているせいか、色も自然な感じだし、風味もそれなりに感じられました。
紫芋のカステラです。
こちらは紫芋のペーストを使っているのかな?と思っていましたが、紫芋のパウダーでした。
先日この紫芋のパウダーを作られているメーカーさんと食材の展示会でお話をお聞きして、実際の紫芋パウダーを見ていたので、「あ~あれか・・・」って感じでした。
紫芋の他に、熊本の天草地方で多く作られているシモン芋というカルシウムやビタミンが多い芋の葉も含まれていました。
お味はというと・・・サツマイモの甘みを含んだ風味を感じます。
しかし、お芋と言えば、ネットリとしたクリーミーな食感を好む母には、水分の少ないカステラにはちょっと不満があるようでした。
一番、印象が強かった『イ草と甘夏』のカステラ。
八代の近く小川町の特産は畳表に使われるイ草。
昔、メーカーで営業職をしていた折り、この小川町の民家近くを車でいくと、道端に畳表が干してあって、除けながら走行していた思い出があります。
その、イ草を食品として・・・ましてやスイーツに?と、ちょっと引き気味でした。
全部母に食べさせようと思いましたが、半分ずつ食べてみることに。
畳みを新調した時のようなあの香りがかすかに感じられます。
甘夏は果皮を使われていますが、なんとな~くプチっとした食感が感じられます。
食べた後、なんとな~くちょっぴり苦みを感じるのはイ草のせい?
なんとも不思議な印象のカステラでした。
母曰く、『この歳にしてイ草を食べるなんてね・・・戦争中食べるものなくてもさすがにイ草は食べなかったのに』
ごもっとも・・・。
最後は人参のカステラです。
熊本でいう人参の産地といえば、菊陽町ですが、どこの産地のものかは明記されていませんでした。
原材料には、これもパウダーになっている人参と、なぜかお茶の葉が含まれていました。
カステラという‘しばり’だからか、人参の葉の部分をお茶の葉に変えたのかもしれませんね・・・。
普段人参ケーキといえば、シナモンを入れたりするので、その先入観で食べると『あれ?』と、いうような感じです。
いっその事、人参の葉も使ってみればよかったのに・・・と、いう気もします。
どのカステラにも共通することですが、とっても甘みが強いです。
カステラだからあえて甘く作られているのか、甘みで野菜の違和感をおさえようとしているのかわかりませんが、とにかく甘いな~・・・というのが母とともに感じた印象でした。
このショップは8月末までの期間限定だそうです。
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