場所柄、けっこういい蕎麦屋さんがあるので、
そんな中から「うまい!!」と前評判の高かった「神楽坂 たかさご」へ。

ドアを開けると、親父さんらしき人が「いらっしゃい」。
店内は暗く、ジャズが流れている。
メニューを見て、さっぱりと行きたかったから、おろし蕎麦を注文。
注文の品が出てくるまで、さらにメニューを見ていると、あれ、いろいろと書いてあるぞ。
『昭和16年までは、そばは音を立てて食べなかった』
『店内では携帯で写真を撮るな』
『NHK学園で蕎麦打ちの講座を持っている』、ウンヌンカンヌン。
どうやら、「真打の職人が打った本物の蕎麦を出す店で、古来よりのしきたりにそって正しく食べろ」といいたいらしい。
おろし蕎麦には、大根おろしのほかに、煮しいたけ・小口ねぎ・おろししょうががたっぷり。
返しの利いたそばつゆは、甘くなく、こくがある味で、さすが。
惜しむらくは、おろししょうがが利きすぎていたこと。せっかくの蕎麦の味がしょうがのぴりぴり感で台無しだった。
蕎麦は確かにおいしい。
でも、店の雰囲気が蕎麦の味を引き下げている。
材料も腕も確かにいい。
そうであっても、厨房の中で店の人間相手に世間話に夢中になっているのに加えて、「こうやって食べろ」の思い込みを感じさせる雰囲気はいただけない。
訪れた日だけのことなのかな、あの雰囲気からはそんな感じしなかったけれど。








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