今週 は、

『キャンディ・キャンディ』にみる

イギリスの食文化について書いています。




キャンディ・キャンディ (1) 講談社コミックスなかよし (222巻)/いがらし ゆみこ

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キャンディは、ポニーの家にいる頃から
先生たちを手伝い、年下の子供たちの世話を
していたので、料理も上手だったと思います。
多分、世間のお母さんたちが自分の娘に
望むような、家のことが一通りできる
女の子だったと思うんです。

そんなキャンディだから、

看護婦になったのでしょうし、

テリーの舞台を観に、ニューヨークまで行った時も

「テリーのために朝食を用意したい」と

二人の将来を夢見たのでしょうね。

話は脱線しますが、

キャンディが連載された「なかよし」は

小学生向けの雑誌であるため、

性が描かれるのは、せいぜいキス程度。

そのキャンディが

テリーに「朝食を用意したい(=一夜を共にしたい)」

というのは、少女マンガとしては

矛盾があるような気がします。

キャンディやアンのような少女小説(70年代の少女マンガ)は

模範的な少女像が求められるので、

性を描くことは、読者から受け容れられなかったのです。

ここに、少女小説の限界があり、

アンの作者であるモンゴメリーも

アン・シリーズを書き続けながらも、苦しんだと言われる由縁です。

それまで、

明るくて何があってもへこたれない、

誰にでも愛される、欠点のない女の子、という

いかにも少女マンガ的かつ道徳的な女の子であったのが、

急に「女」を剥きだしにして、

連載当時私は、ものすごくドキドキしました。

キャンディ・キャンディ (5) 講談社コミックスなかよし (268巻)/いがらし ゆみこ
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さて、


キャンディの妄想の中に出てきた、

テリーを舞台へと送り出す朝の食事は、

コーヒーに、トースト、ベーコン、ゆで卵とサラダ…。

ボリュームたっぷりの温かい朝食です。



アメリカはイギリスからの移民が多く、

(テリー自身もイギリス人)

食文化はアメリカ原住民の伝統を受け継ぎつつも

イギリスから持ち込まれたものが

大きかったと言われています。




世界の食文化〈17〉イギリス/川北 稔
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イギリスはヨーロッパで一番早く

産業革命が起こり、最も早く豊かになった国です。



フランスなど他のヨーロッパ諸国が

まだまだ朝食をとるほど豊かでなかった頃から

イギリスでは労働者階級であっても

朝食をとることが一般的になっていたようです。



フランスの朝食がカフェオレとパン一切れほどの

軽いものであるのは、

貧しい時代が長かった名残であるのと考えられます。



アメリカは、イギリスからの伝統を引き継いだため、

朝からたっぷりの朝食をとるのだそうです。


【補足】

参考文献は

その都度、アマゾン、楽天のアフィリエイトの

画像を貼り付けて、示すことにします。


また、キャンディの歴史的背景については、

こちらのサイトを参考にさせて頂きました。


「キャンディと100年前のアメリカ」









Marlene@フードアナリスト









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