私がワインの味を知ったのは、学生時代にドイツを中心にヨーロッパを旅行したことがきっかけでした。

 その時はもっぱらレストランで、グラスに注がれたリースリングを飲んでいました。

日本にも、一昔前までは、このリースリング種から作った甘口の白ワインが多く輸入され、ドイツワインと言うと、リープフラウミルヒや、黒ネコ=シュヴァルツカッツに代表されるような、甘いワインが主流だったと思います。

 ところが最近、ちょっと事情が変わってきているようです。

2000年のヴィンテージから、2つの新しいカテゴリーが登場したことによって、今まではどちらかというと食事に合わせにくかったドイツワインが、食事に合わせる辛口のワインとして進化したといってもいいでしょう。

その2つのカテゴリーとは、クラシックとセレクションと言われるものです。

どちらも生産地域は指定されていますが、クラシックは 指定地域内で生産されるのに対し、セレクションは、指定地域内のさらに単一の畑で生産され、いってみれば選び抜かれた品質のより高いワインです。

今夜は 天ぷらにクラシックを一緒に楽しんでみました。

モーゼル ザール ルーバー産ですが、ボトルの色は伝統のグリーンではなく、透明でした。 香はリースリングの特徴をもっていて、甘い果実の香りや 花の香りがしますが、味わいはきりりとドライで、しっかりとしていて、塩でいただいた海老やシイタケ、ズッキーニの天ぷらとよく合っていました。

デジカメが壊れてしまっていて、写真がないのが残念ですが、ボトルを見ただけでは ドイツワインとは思えない、外見もシャープで都会的なワインです。